三十路男。星に想いをはせてみる。

冥王星」。なんてカッコいい名前でしょう。ロマンティックでミステリアスで、ちょっぴりダークなイメージ。学校で、初めてその名前を聞いたとき、他の惑星よりも興味をそそられたことを今でも覚えています。
 「冥王星」の名前の由来については、1日中ニュースでとりあげられていたのでこの際おいといて・・・。「惑星」から、「矮惑星」というカテゴリーに分類されることになるそうです。「矮惑星」・・・。なんだか淋しい気持ちになるのは私だけ?「冥王星」と名づけるのも天文学。「矮惑星」と格付けるのも天文学。前者は広大な宇宙、人間の想像の届かないような宇宙を感じます。後者は、ちっぽけな宇宙、科学の力によって人間の考えが及ぶようになった宇宙って感じですかね。
 私が何を言いたいかというと・・・。結局、名前をつけようが、格付けをしようが、そんな人間の行為とは関係なく、冥王星は今も宇宙を回っている。大切なのは、そこに「冥王星」が存在しているということ。
 だったら・・・。子供の頃に抱いたイメージのままの「冥王星」が、今も私の頭の中をクルクルと回っています・・・。